2013-02-25

煉瓦研究ネットワーク東京 フィールドワーク1 八王子編

2月24日日曜日は煉瓦研究ネットワークが行うフィールドワークに参加してきました。

煉瓦研究ネットワークというのは、近代産業遺産が現代のわれわれの身近な生活につながる様子を調査研究し、記録に残していこうというものです。

第三回目となるフィールドワークは、八王子がその舞台となります。

24日の東京は、お天気もよく花粉が非常に多く舞っていました。我が家のポールンロボは、2月23日に今期初の100個を超えて106個を観測しましたが、2月24日は22時までの段階で、昨日を大きく越える486個を観測しています。

花粉の飛散による悲惨はいよいよ本格的に始まりましたね。


さて、研究会のメンバー総勢10名が13時に京王線長沼駅に集合すると、向かったのは北野街道沿いにある法蔵寺(宝蔵寺)です。

北野街道沿いには、何気に古い煉瓦で作った構築物の遺構が残っています。

上の写真はの煉瓦の遺構は、半ば土に埋もれていることから何かのアンカー・・・電線とか!?・・・に使われたものでしょうか?

法蔵寺(宝蔵寺)は、現在は無人のお寺さんですが、非常にきれいに整備が行き届いています。

さて、この上の写真を見て「んんっ!!」と思われた方は煉瓦の『オタク』認定間違い無し!!

よく見ると、土台に煉瓦が使われています。

次の写真は、飯綱大権現のものです。

このお寺さんには、地元八王子市長沼にあった長沼煉瓦工場の工場長のお墓があります。

土台には、しっかり燻して焼き固められた煉瓦が使われています。
また、墓の上面は煉瓦のタイルが敷き詰められていて、非常にモダンな造りとなっています。

お寺の隅には多くの煉瓦の破片などがありますが、なぜ、何のためにあるのかは不明です。

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